中学生は2校時、小学生は3校時に人権教室を行いました。講師の先生は、幸多勝弘先生です。2校時は家庭教育学級も兼ねて実施しました。
小・中学生共に、人の命の尊さから人権について考える学習でした。幸多先生自作の教材はとても分かりやすく、子供たちは真剣に話を聞いていました。
人権侵害の最たるものが戦争であること、太平洋戦争中に徳之島から本土に疎開する民間人ら200人以上を乗せて航行していた武州丸が撃沈され、8割以上の方々の命が奪われたこと、そして、その中には尾母の方々も3名いらっしゃったことなどなど、平和について考えることで、一人一人の人権について考える貴重な学習となりました。
生徒たちは、「戦争は一瞬で多くの人が亡くなるので、今日習ったことは忘れてはいけない。」、「差別はダメだ。」といった感想を持つことができました。
講師の幸多先生には、お忙しい中誠にありがとうございました。
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